購入に至るきっかけ
自宅でVAIO Zを使うときは外部モニタを2枚使っているのですが、
VAIO Zにはモニタ出力端子がHDMI端子1つだけなのでそのままでは出力できません。
今まで使っていたj5 CreateのJUA350に不満を感じつつも、運用でカバーして誤魔化してたのですが、引っ越しの際に買い替えたモニタの解像度(WQHD)に対応してなくてついにお役御免となりました。
不満点としてはWQHDに対応していない他に、Windows 10向けのドライバーがお粗末、USBハブが使い物にならない、先に刺してからChromeを起動するとChromeが真っ黒のままで使い物にならない(先にChromeを起動してから挿すと大丈夫)あたりです。
購入する前の調べ物
USB端子からHDMI端子に変換するコネクタは多々あれど安いものはUSB 3.0の転送速度が足りないためにFHD(1920×1080)が上限が多いです。
USB 3.0だと規格上の転送速度は5Gbpsなので約3Gbpsの速度が必要になるFHD(解像度1920×1080、24bitカラー、60Hz)で使う場合は多少の余力があります。
しかしWQHD(解像度2560×1440、24bitカラー、60Hz)で使う場合は約5.3Gbpsの速度が必要となり足りません。
購入した製品はDisplayLink社の専用チップが入っており、PC本体のCPUで画像を圧縮してUSB経由で変換アダプタに転送した後、アダプタの専用チップが解凍してHDMIで転送するという仕組みらしい。
それ系のレビューサイトでは「この会社のチップが入っていればまあ間違いない。ただし安くても5000円はする。」みたいなことを書いてあった。
レビュー
自分の接続方法が普通ではないのでそこだけ先に共有。
普通であればPC本体に本製品を挿すと思うのですが、ディスプレイにUSBハブ機能があるのでそこに接続してます。
- PC本体とディスプレイAをHDMIとUSBで接続
- ディスプレイAに本製品を接続
- ディスプレイAに接続した本製品とディスプレイBのHDMIを接続
上記の接続で使っていますが今の所特に致命的な問題は発生してません。
本体の発熱もほぼありません。
強いて言えば起動直後などCPU使用率が高いときに描画が少しカクつく程度かな。